漫画の構造学


『漫画の構造学!』(インデックス出版)が刊行されました!

大垣女子短期大学の「マンガ論」講義のために書いた、四百枚ほどの講義ノートをもとに編集されております。
2000年12月、「日本図書館協会選定図書」に選ばれました。



 
 


 

定価(本体1200円+税
インデックス出版


目次

<第一章>  漫画の原型。
笑いと風刺からはじまった「漫画の原型」とは。
現代漫画のスタート地点。
古典『来るべき世界』を読み解く。

<第二章> 劇画へ、物語へ。
貸本マンガから週刊誌へ。
劇画への発展。
漫画雑誌の変遷。
ドラマと線描写の関係。

<第三章> 記号を持った漫画。
漫画の記号学:A
漫画の記号論:T
漫画の記号学:B
漫画の記号論:U

<第四章> ギャグ=パロディ=不条理コミック。
ギャグ・ナンセンスの原型。
パロディと不条理な笑い。
漫画の「コマ」の構造と意味。
漫画の時間論。

<第五章> 深化していく漫画構造。
レディース・コミックの現在。
漫画の音響世界。
スピーチ・バルーン「吹き出し」の表現。
青年コミックの発展。
少女漫画の高度化。
萩尾望都『トーマの心臓』を読み解く。

<第六章> プロ漫画アマチュアコミックの融合
漫画同人誌の発展。
漫画原作と小説の漫画化。
『あさきゆめみし』と『源氏』を読み比べる。

<第七章> コミックアートの可能性を拓く。
漫画の世界状況。
漫画とアートの接近。
ひとコマ漫画を忘れないで。
漫画のアクションとアニメのアクション。
漫画の可能性
新しい漫画はどこにあるのか。

あとがき
参考文献
索引


インデックス出版

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FAX: 042(585)2295

            
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                     送料など、同社・田中立美さんにお問い合わせ下さい。
                     勿論、書店でも注文で取り寄せられます。
 




 
 

 
 

日本軍の「漫画伝単」

伝単とは、第二次世界大戦で日本軍が敵地へ撒いた宣伝ビラ
のことです。米英軍がいかに悪い連中であり、日本が良い存在
であるかを分かりやすくイラストで示したポスターといえましょう。
これらを描かされたのが、軍に徴用された漫画家たちです。

戦後、「毎日新聞」で政治風刺漫画を描いた那須良輔(右下)
の作品も有ります。国家が推進するプロジェクトに協力的だっ
たのが、彼らを中心としたグループ「漫画集団」です。例えば
原子力発電がいかに素晴らしく安全であるかを、繰り返し漫画
で描いています。代理店を通し電力会社に提供された漫画も
多数存在します。危険な実態など知らずに「善意」で描いてしま
う漫画家が殆どといっていいでしょう。手塚治虫が鉄腕アトムの
イメージを利用され、後に自分が原発推進者ではないことをコ
メントしたこともありました。



 
 

 

漫画における性描写の歴史

 戦後、児童月刊誌の復活により子供漫画は粗悪な赤本漫画と併行して発展を始めた。この子供漫画が少年漫画と少女漫画という欧米には無いジャンル分けで、更に洗練され高度化する中で、その性描写が読者の保護者である両親や教育関係者から注目されるようになった。これは、一方の成人向け雑誌に掲載されるいわゆる大人漫画のエロティックな風俗漫画とは違った問題を引き起こしていく。 それは子供漫画から発展し、作品内容や画面描写力が高度化する過程で、劇画・青年漫画が誕生したことと深い関係がある。成人に達した読者が性描写を含む作品を読むだけなら、さして問題視されることは無かったかもしれない。

 だが青年漫画に到達する以前に、子供漫画の内部から性的な描写への様々な試みがなされたのである。そして更に、子供漫画と青年漫画のボーダーライン上にも性描写を含んだ作品が現れ、問題を複雑にしていった。昭和30年代と40年代の「悪書追放」運動の大きなうねりや、平成2年頃から起こった「有害コミック」問題は、漫画表現の自由と性描写の関係を浮き彫りにしている。しかし、たびたび起こったこれらの問題の全てが、曖昧なままの一応の解決といったかたちで推移しているのも事実である。漫画家たちの了解をえぬまま、大手出版社を中心に作品内容の自粛や、刊行の停止が行なわれたりする一方で、弱小出版によるゲリラ的なエロティック漫画の刊行が継続しているのも事実だ。

さて、子供漫画における男女間の愛情表現がいつ頃から行なわれるようになったのであろうか。赤本の世界の中にそのような状況の描写があったかどうかは定かではない。昭和23年に刊行された手塚治虫の単行本『前世紀<ロスト・ワールド>』には、後篇のラスト近くで、ママンゴ星に残され永遠に地球に帰れなくなった青年敷島博士と、豚藻博士に造られた植物人間あやめの二人きりのシーンがある。敷島は「ぼくたちは今からママンゴ星の人間として、新しい生活をはじめようじゃないか」「ね、ぼくたち兄妹になろう」と言う。「アダムとイブになろう」と言うべき場面を、手塚は子供漫画であることを考え、このように言い替えているのだ。

 だから彼は、この台詞に「そして、ぼくたちはママンゴ星の王さまと女王さまだよ」と付け加えている。あやめは恋人のように彼の肩に頬を寄せ「お兄さま」と囁く。このページを赤塚不二夫は小学六年生当時読んで衝撃を受けたと語っている。少年主人公とヒロインが明らかに愛し合っていることが見て取れ、そこにセクシャルなものを感じたと言うのである。

 手塚治虫が昭和24年、単行本描き下ろしで刊行した『拳銃天使』(東光堂)にはキスシーンが描かれ、それが問題になった。おそらく戦後子供漫画で初めてのキスシーンと考えられる。ハリウッド西部劇の子供版なので性的な印象は無いのだが、行為そのものが子供にはみせるべきはものではないと批判されたのである。手塚は愛情表現や性的描写においても、子供漫画において冒険を繰り返していく革命児であった。

 昭和30年3月30日付の「読売新聞」は<不良図書を追放>という記事を掲載した。750万部にもふえた児童雑誌の大半が、童心を傷つけそうないかがわしいマンガやエロ、グロものや残酷な冒険物語、戦記物などに半分のページを費やしていると批判した。これをきっかけに悪書追放運動がひろがりをみせる。しかし、この時期に子供漫画の分野にエログロと呼べる作品は無かったと言っていいだろう。それらは、終戦直後盛んに刊行された<カストリ雑誌>の版元から小出版社が生まれ、大人漫画誌を刊行したことによりブームとなったのである。「週刊漫画Times」「土曜漫画」「漫画天国」といった雑誌は、ヌードグラビアや性犯罪実話やエロティックな大人漫画が掲載されていた。しかしこれらの雑誌も貸本劇画などに執筆していた作家たちが中心の本へと変質していく。

 

 昭和43年、永井豪の『ハレンチ学園』(「少年ジャンプ」)には、女生徒の身体検査など女子が裸になるシーンや、教師ヒゲゴジラが権力とセックスの亡者的存在となり、女生徒を性的な対象として追跡したりする場面などが描かれた。また生徒のスカートめくりは、読者たちの間で流行し、作品は大ヒットした。その話題を新聞が取り上げたこともあって、44年には三重県四日市の中学校長会が、作品の追放を決定した。同県の少年保護条例審議会に成人向け図書に指定するよう働きかけたのである。

 だが「毎日新聞」の社説は、こうした大人の価値観で漫画表現を規制しようとする事に疑問を呈した。更に、東京こども教育センターの調査をもとに、<ハレンチ・マンガ>がかならずしも子供に有害であるとの判断は出来ないとも報じた。

 手塚治虫の『やけっぱちのマリア』(「少年チャンピオン」昭和45年)は、永井豪作品の人気ぶりと、その批判などに強い関心を抱いた事から描かれた作品であった。しかし、これまで幾度となく<漫画は悪書>という批判を浴びてきた手塚は、この作品をい性教育の漫画であるかのように描いて見せた。漫画の中に性交や女性器の図解を描き込んだのである。(昭和45年8月24日号)これが福岡県の児童福祉審議会の目にとまり、会は同号を有害図書に指定するよう答申した。作者は「漫画を通して正しい性教育をする必要を感じ、まじめに取り組んだ作品」であるとコメントしたが、その主張は通らなかった。
 
 

 少女漫画のニューウエイブ、萩尾望都が『トーマの心臓』でドイツのギムナジュウムを舞台に、<少年と少年の愛>を描き出した。(「週刊少女コミック」1974年)「なぜ少年愛のファンタジーが素敵だったんだろう」と題したエッセイが東京女子大学漫画研究会の面川康子によって書かれているので(「別冊宝島・13*復刻版「マンガ論争!」1979初版)少し書き抜いてみよう。

――作品に何度か少年同士のキスシーンが出てくるが、それは少しも生々しさが感じられない。オスカーがエーリクにしたものは、親愛の情の高まりによるものであり、アンテがオスカーに求めたものは、母親の愛撫を求める幼い子のそれと変わりはない。『車輪の下』(ヘルマン・ヘッセ)にも、ハンスとハイルナーが月光のさしこむ回廊でキスをする場面がある。それは非常に抒情的で清らかで、宗教画の中の天使たちの戯れといったイメージが強い。『トーマの心臓』においても同様である。登場する少年たちは、現実の少年たちよりもずっと観念的で清楚である。自分の周りにいる男の級友の荒々しさを見るにつけ、私はよく「ユーリのようなステキな人がどうしていないのかしら」などと嘆息したものだ。いないのは当然である。萩尾望都のキャラクターたちは、実は少年の姿を借りた天使なのだから…。(中略)

 小説や映画には、男女間の恋いや愛が手を変え品を替え数限りなく語られてきた。そして近年の性の解放によって、更にその関係はあからさまに表現されるようになった。行き着く所まで行ったという感じである。それに比べると、同性愛はまだタブー視されていて、謎の部分が多い。それだけに創作上のモチーフに使いがいがあるといえる。恋愛物語を作る場合、成就するまでの過程、あるいは破綻するまでの過程が重要なのだから、障害の多い恋ほど面白いストーリーになるわけである。(後略)―――

 かつて少年愛の作品を読者がどう感じていたのかを、このエッセイから良く知ることが出来る。

 セクシーな描写は抑えられていたが、1976年やはり同誌で竹宮惠子が『風と木の詩』を発表して話題となった。愛し合う少年がベッド上で裸で抱き合う場面やキスを交わすシーンが大きくズバリ絵で描写されていたのである。こうした少女漫画の少年愛のテーマは、男女の性行為を描けない「少女」漫画の限界を男同志の行為によって表現してみせるという<代替え>的な側面があった。だがこの少年愛ものはひとつの大きなジャンルとして発展を遂げていく。そして同人誌の世界では倒錯的な愛の世界を、既成の少年人気キャラクターたちを組み合わせることで表現するパロディックな形式が大流行することとなった。70年代後半には、青年漫画の分野でエロ劇画雑誌のブームがあった。そのはしりとなったのが1973年に創刊された「エロトピア」(KKベストセラーズ)だ。ここでは榊まさるがリアルで猥褻感たっぷりの人妻ものや女学生ものを連載した。榊はポピュラリティーな作品で人気を得たが、一方では「ヤングコミック」(少年画報社)に名美というひとりの女性主人公の性意識や執念を、性的暴力行為と共に描き出した『天使のはらわた』の作者石井隆が注目を浴びた。このメジャーのニ誌に対して<三流エロ劇画誌>と呼ばれる雑誌が台頭してくる。「漫画エロジェニカ」「劇画アリス」「漫画大快楽」の三誌だ。

 エロジェニカからは、小多魔若史・飯田耕一郎・つか画夢子・中島史雄、大快楽からは、能條純一・羽中ルイ・あがた有為、アリスからはダーティ・松本といった個性的な描き手が多数登場してきた。というのは、それまでの多くの劇画誌がほとんどありきたりの風俗と男女の恋愛ストーリーに安住していたせいがある。それに対し<御三家>は編集長も若く異色であった。エロジェニカは、寺山修司のところで演劇を学び後に劇団「月蝕歌劇団」を主宰する高取英、アリスは学生運動(成蹊大学全共闘)を経て、SF小説を書いた亀和田武であった。 高取の証言によれば、版元の社長から「売ってくれれば、何をしてもいい」と、編集内容に自由を保障されていたという。エロティックな作品なら、これまでの劇画のパターンでなくても良い…そんな気楽さが、実験や冒険が好きな彼らの遊び心を刺激し、作家にも自由を許したのである。

 これらの雑誌と同類項の低予算本が雨後の竹の子のように誕生し、書店よりか自動販売機をとうして売られた。いわゆる自販機本エロ劇画誌と呼ばれる一群だ。しかし1978年11月6日、「漫画エロジェニカ」(海潮社)は、警視庁から摘発される。続いて翌年「別冊ユートピア・唇の誘惑」(笠倉出版社)も同様の処置を受けた。

  このエロ劇画ブームの後に流行しだしたのがロリコン漫画である。1982年「週刊少年チャンピオン」に連載された『あんどろトリオ』(内山亜紀)が、オムツをした幼女がセクシイなポーズに身をくねらせるといった作品を描いた。

 彼女は幼いゆえにオシッコをもらしたりする。そんな画面に何やら淫靡な感情を少年達が持ち得たかどうかは定かではない。だが本来なら自分の自由に出来ない美少女キャラクターを、幼女ゆえに自由にしてしまえるという、いささかサディスティックな読者の欲望を作品で満たす役目があった。ただ、こうした作品が「少年…」とクレジットされた雑誌に連載されるということが、やはり問題視された。内山は「エロトピア」でも大きな人気を博した。この傾向を中心とした美少女が登場するロリコン漫画専門誌「漫画ブリッコ」(百夜書房・1982)、「漫画ロリポップ」(笠倉出版社・1986)なども登場してくる。これらの雑誌を支持する読者層はかなりマニアックで、コミケット同人誌の美少女キャラクターものとも結びついてブームを拡大していく。

1990年代の有害漫画騒動は、「月刊少年マガジン」連載の1+2=パラダイス』『あぶないルナ先生』(二作とも上村純子)、「ヤングサンデー」連載の『ANGEL』(遊人)など多くの作品が批判の対象となった。

 1990年8月に東京都生活文化局婦人計画課が「性の商品化に関する研究」なる報告を行った。この中に雑誌メディアに関する章があり、漫画を対象にした統計調査が報告されていた。それによると1990年6月中に販売された月刊・週刊誌332誌について調査した結果、漫画作品1221作のうち608作に性的行為の描写があったという。

 その中味は性交描写453作、ペッティング334作、キス216作であったという。男女が描写されるとき、男性の74%が着衣姿であるのに、女性の方は40%が性的器官を描写されていたという。そして、調査した漫画作品の大半は、性交やペッティングにおける男性から女性への性的暴力描写が中心となっており、女性の人格を無視したものが多かったと結論している。

 性的描写を単に数値のみで分析しようという点には、いささか引っ掛るものがあるが、問題にされ易い作品が多数、調査対象になったことは理解できる。この報告が波紋を広げていく内に、和歌山県田辺市の主婦たちによる書名運動が展開された。彼女たちは、露骨なセックス漫画が、子供たちが手にする漫画単行本と一緒に書店に並べられている事に反対の烽火をあげたのである。

 「コミック本から子供を守る会」を組織し、市の教育委員会などに働きかけた。そして五万人以上の署名を集め、県知事に提出。更に出版社や作家に抗議し、国の法規でも取り締まって欲しいと要望書を送った。

 この動きの中で和歌山県は書店に対して「有害図書の販売等自粛について(お願い)」という文書を送付、県議会も政府に提出する意見書を採択した。田辺市長も各出版社に対して、要望書を送付している。同様な動きがたちまち全国各県に広がった。
 

 『あぶないルナ先生』は、肉感的な女教師が豊満なバストなどで、男子生徒に迫り彼を盛んに刺激するところを、ユーモラスに見せる作品だったが、その露出度やリアルなタッチでデフォルメされた女性の体の描写などが、ワイセツに映ると考えられたのである。こうした作品が、発行部数百万部に達する漫画誌の人気を支えていたところに問題が有ったと考えられる。それまでのエロ漫画の殆どは、マイナー系の出版社から刊行されており、発行部数もそんなに多くなく、一部ファンの愛読者に支えられてきた。それが、90年代の初頭に小学館や講談社の大部数漫画誌に掲載され、一挙にエロチックな作品が低年齢層に広がっていく結果になったのである。問題視された作品は、さまざまな理由をつけて連載を中止してしまうことになった。
 しかし全国的に批判が拡大すると、出版倫理協議会が自主規制へと動いた。自粛要請の文書を出版社に送りつけた。日本雑誌協会は単行本には<識別マーク>の表示で対応するよう通知する。1991年1月には「成年コミック」マークをカバーに印刷した本が書店に並ぶようになった。書棚も一般の漫画とは別にコーナーを設ける事になった。だが、同年2月には警視庁が東京都内の書店を捜査し、店長ら五名を<わいせつ図画販売目的所持>容疑で逮捕するという事件が起きる。同人誌を装い刺激的なセックス漫画本を作り書店で販売するケースに対する手入れであった。

 大手出版社は自主規制でこの事態を乗り切ろうとしたが、東京都では条例を作って規制した方がよいという動きまでが出てきた。こうした動向に漫画家と一部の編集者たちが、権力によって漫画表現そのものの自由を規制することは良くないと「コミック表現の自由を考える会」を3月に結成し、記者会見を開いた。

 しかし、ここで発言したセックス漫画の描き手は山本直樹ぐらいで、会の中心は問題作などとは縁の無い石ノ森章太郎や里中満智子らのベテラン作家たちであった。結局、有害漫画騒動により仕事を失ったのは、マイナーな執筆活動をしてきたエロ漫画家たちであった。しかし、さすがに条例で規制することは表現の自由に抵触する危険が大きいことからか、その後の展開はうやむやの内に推移していったようである。

 要するに、この騒動で大手出版社によるセックス・コミックの自主規制が行なわれたことで、一定の効果が上がったとする批判者達の評価があったと考えていいだろう。だが底流では、読者の知らないところで流通過程での規制が現実的に行なわれている。

 それは、コンビニ店頭に置かれるコミック誌は、警視庁筋からの監視の目がうるさいということから、メジャー系の雑誌は性的テーマや描写を漫画作者に後退させる方向で編集されているのである。過度の性描写がある雑誌は、店の利用者である母親達からクレームがつきかねないということで、コンビニ側の出版社に対する規制もあるようだ。成人向けの単行本を書棚に一まとめにして管理するスペースも能力もコンビニには無いせいだ。旧来のマイナー系雑誌なら、流通量も少なくコンビニには配本する力が無いので大目に見るという、古くからの<検閲>法をとっていると考えられる。



 

 

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